政治・安全保障領域
人材育成:支援スキーム:調査研究支援スキーム(学生)
井上 浩子 / 調査地域: 東チモール
2008.02.06
渡航地
東ティモール民主主義共和国
首都 ディリ市
ボボナロ県県都 マリアナ市
首都 ディリ市
ボボナロ県県都 マリアナ市
リサーチ目的
今回の調査は、東ティモールのアイデンティティの形成と変容に関わる包括的な資料を収集することを目的とした。対象となる期間は、インドネシア占領期(1975〜1999)及び国連統治期(1999〜)である。
この両時期において、異なった「他者」との出会いを経験した「東ティモール人」のアイデンティティの変容を研究することを通して、東ティモールから見た国際関係/世界政治を考察するのがその目的である。
具体的には、本調査研究旅行では、アイデンティティの形成の重要な軸の一つとして、記憶、特に、暴力の記憶の効用に注目した。ティモール社会全体における暴力的現象を扱うと同時に、社会階層、性別、年齢などのティモール社会の分断線に配慮しながら、東ティモールの内部の多様な人々の暴力の経験と記憶、記録などについての情報、資料収集を行った。
この両時期において、異なった「他者」との出会いを経験した「東ティモール人」のアイデンティティの変容を研究することを通して、東ティモールから見た国際関係/世界政治を考察するのがその目的である。
具体的には、本調査研究旅行では、アイデンティティの形成の重要な軸の一つとして、記憶、特に、暴力の記憶の効用に注目した。ティモール社会全体における暴力的現象を扱うと同時に、社会階層、性別、年齢などのティモール社会の分断線に配慮しながら、東ティモールの内部の多様な人々の暴力の経験と記憶、記録などについての情報、資料収集を行った。