研究成果

環境と人間の安全保障領域

研究:シンポジウム

国際人権シンポジウム
「途上国における障害者の人権〜障害を持つ人びとの自立支援を目指して〜」

2008.06.17

開催要領

日時:2008年6月17日(火)午後6時〜8時30分
場所:早稲田大学小野記念講堂(早稲田キャンパス27号館地下1階)
   http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
定員:200名
参加費:無料
事前登録要:事前にお電話またはホームページからお申し込みください。
お申し込み:認定NPO法人 難民を助ける会
      TEL:03-5423-4511 FAX:03-5423-4450
URL:http://www.aarjapan.gr.jp
*日・英同時通訳あり

内容

2008年6月17日(火)午後6時〜

途上国に生きる障害者の現状を知っていますか?

アフガニスタン、ミャンマー(ビルマ)、ラオスから、自ら障害を持ちながらも第一線で障害者自立支援に携わる関係者を招き、シンポジウムを開催いたします。

社会全体が貧しく、インフラすらも整っていないなか、保険や障害年金などの社会保障制度の不十分な途上国。障害を持つ人々の置かれている状況は、私たちが想像できないほど過酷なものです。そうした状況を、アフガニスタン、ミャンマー(ビルマ)、ラオスで実際に障害者支援に携わる人々が報告します。

基調講演はアジアの途上国での障害者問題の第一人者である中西由起子氏、司会・進行は早稲田大学教授・勝間靖氏。

日本ではあまり報道されることのない途上国の障害者について知るとともに、障害者支援活動の難しさと大切さを考える貴重な機会です。障害者問題や国際協力に関心のある皆様のご参加をお待ちしております。

◆基 調 講 演:中西由起子
  アジア・ディスアビリティ・インスティテート代表
◆司会・進行:勝間 靖
          早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授
◆パネリスト:土橋喜人
        国際協力銀行
◆報告者:(日・英同時通訳あり)


アジズ・アフマッド・アデル(36歳)
<アフガニスタン>
首都カブールの理学療法専門学校のプロジェクト・マネージャー

ミャッモー(36歳)
<ミャンマー(ビルマ)>
2000年に地雷で右足を失う。現在は難民を助ける会の障害者職業訓練校 美容理容コースを統括する職員

ケンポン トンシタウォン(32歳)
<ラオス>
ポリオの後遺症で左足に障害を持つ。現在はNGO職員として障害者の職業訓練に携わる

リソンスック スンダラ(34歳)
<ラオス>
息子の脳性マヒをきっかけに、2007年養護施設をビエンチャンに設立

報告書


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